双方向低遅延リアルタイムMPEG-4ソフトウェアの開発
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概要
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近年パソコンのCPU速度は急速に進歩しており, 動画像圧縮 / 復号をソフトウェアでリアルタイム処理することが可能となりつつある.このような背景の下でMPEG-4リアルタイムソフトウェアの開発を行った.画像符号化アルゴリズムとしてMPEG-4に独自の前処理を追加したものを用い, MPEG-4の標準モデルVMを大幅に上回る品質を得た.また処理量の大きい動画像符号化のソフトウェア化について, CPU機能の利用とアルゴリズム最適化の両面から検討を行い, さらに低遅延を実現するための検討を行った.その結果, 高品質かつ低遅延なリアルタイムMPEG-4ソフトウェアが実現し, その詳細について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-10
著者
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