物体に着目した時間スケーラビリティ符号化
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概要
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MPEG4では、画面内の一部の領域(人物部分や物体など)を階層的に符号化し、下位レイヤの再生では画像全体を低画質で、上位レイヤの再生では特定領域のみを高画質で表示する、オブジェクトベースのスケーラビリティ符号化方式が採り入れられている。ここでは現在標準化されつつある方式について述べ、特に特定領域のコマ数(フレームレート)を向上させる時間スケーラビリティについて、その課題と解決手段を示す。また、計算機シミュレーションによって目的とする時間スケーラビリティ機能の検証結果を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-19
著者
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伊藤 典男
シャープ株式会社 映像メディア研究所
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堅田 裕之
シャープ株式会社 映像メディア研究所
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草尾 寛
シャープ株式会社 映像メディア研究所
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伊藤 典男
シャープ株式会社 Avc研究所
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草尾 寛
シャープ株式会社avシステム事業本部ビデオカメラ事業部
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堅田 裕之
シャープ株式会社技術本部システム開発センター
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堅田 裕之
シャープ株式会社 システム開発センター
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