可変ブロックサイズ動きベクトル量子化に関する考察
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概要
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動きベクトル量子化 (MVQ) は固定ブロックサイズで量子化を行っているため、ブロック内の複雑な動きには対応できないという問題点を有している。従って、本論文は複雑な動きに適応的に対応することのできる一手法を提案している。本手法は、単調な動きには大きなブロックで、複雑な動きには大きなブロックを4分割した小さなブロックサイズで量子化を行う可変ブロックサイズ動きベクトル量子化法 (VMVQ) である。複雑な動きを有する動画像データ (Flower Garden) に対するシミュレーションにおいては、本手法は動きベクトル量子化に比べて平均1.7dBのSN比が改善された。また,視覚評価も比較的良好な結果が得られた。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-25
著者
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