クロスプロダクト形周波数弁別器のディジタル回路化とそのAFC特性
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概要
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PSK方式のAFCの場合, 受信信号の搬送波周波数と受信器の局部発振器の発振周波数を比較する必要があり, 2つの入力信号に対する弁別回路としてクロスプロダクト形周波数弁別器がある. これまでのアナログ回路による周波数弁別器では正弦波を入力した時, 位相同期を引き起こし周波数制御の機能を示さないことが判明している. そこで, 周波数弁別器の安定化, 高利得化, パラメータ設定の適応化を目的とした, ディジタル回路化を検討した. 本報告では, 搬送波周波数10.7 MHz, 符号伝送速度64 kb/sのBPSK実験システムにおいて, ディジタル回路化したクロスプロダクト形周波数弁別器を用いたAFC回路の実験的検討を行った. その結果, BPSK信号伝送において, 入力信号の周波数変動を約1/20までに抑圧できることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-05-14
著者
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