統合型教育・学習環境における情報システムのモデリングとその構築

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近年のインターネットの急速な普及に伴い、様々な分野においてWWWの利用が進んでいる。WWWを利用したシステムは時間、場所、環境を選ばないというメリットを持つため、教育・学習の分野においてもWWWを利用した各種情報システムが開発され、利用されている。しかし、システムが統一されていないことから、必ずしも利用者にとって使いやすいものとはいえない。また製作者側においても、有用なシステムの構築には高度な専門知識が要求され、専門知識の不足によるシステムの構築の立ち遅れが見られる。そこで、本研究では、利用者にとって利用しやすく、製作者にとって容易に機能の追加が可能な統合型学習環境における情報システムを提案する。本システムは、Java言語、Java言語のプログラムモジュール、XML、デザインパターンなどの関連技術を活用して、システムを利用するための統一的なインターフェイスを開発し、そして、機能の追加などの拡張性を持ち、様々な機能が統合できるように設計する。このように標準的な技術を使用することによって、システム構築のための環境を問わずソフトウェアシステムやその構成部分の共有と高度な知識処理が可能になり、制作利用のためのコストが低減され、より有効な教育・学習環境が構築できると考えられる。
2001-01-20

統合型教育・学習環境における情報システムのモデリングとその構築

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