リアルタイム教材伝送方式による遠隔学習システムを用いた国際共同実験
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概要
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我々は、アジア太平洋地域における人材育成を目的に衛星回線を利用した遠隔学習システムの開発を行ってきた。将来的な教材の相互運用を考慮すると、教材は開発したところで分散管理し学習時にリアルタイムに提供するのが好ましい。このため、衛星回線を使った遠隔学習環境において、コースウェア学習のためのリアルタイム教材提供を実現することを目的に、最適な教材提供方式の研究・開発を進めた。主として、遅延時間を考慮した誤り制御をはじめとした教材転送方式と転送データ量を削減する技術の開発を行った。これらの技術の検証を目的に、タイおよび中国との3国間での国際共同実験を実施した。本稿では、開発した技術と国際実験の概要を紹介するとともに、国際実験で得られた知見を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-17
著者
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金子 功
(株)SCC
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池浦 繁夫
電子開発学園衛星教育センター
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金子 功
通信・放送機構北九州リサーチセンター(GENESISプロジェクト)
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谷川 健
通信・放送機構GENESISプロジェクト
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池浦 繁夫
通信・放送機構GENESISプロジェクト
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