肢体不自由児のための学校探検ソフトの制作
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概要
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本事例は、下肢の麻痺と言語に障害を持つ17歳の男子を対象に、動作(動詞)や物の名称を獲得させるために制作されたソフトウェアの報告である。肢体不自由児は机上での学習と具体物とが一致できないために、文字は読めるが表記された意味はわからないといった状態の子どもが多い。このソフトウェアでは、ハイパーカードによる簡単なアニメーションを取り入れ,動作の具体や音をボタンに設定することで、対象児の興味を持続させつつ言語の幅を広げ、活用能力を高めようとするものである。
- 1994-10-14