重み最小化マルチキャスト木構造構築アルゴリズム : OPアルゴリズム

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概要

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通信網のリンク情報を用いて、マルチキャストデータ配信ルートを求める"マルチキャスト木構造構築アルゴリズム"を追求した。先回の報告は、(1)複数受信者毎に全ての最短路を抽出し、(2)次に異なる受信者間の重複する最短路を見出し、(3)重複する最短路を優先して残して総重みが小さくなるようにパスを選択していく方法であった。本報告は、Dijkstra法を見直すことにより、(1)と(2)の手順を統合して、受信者に対して全最短経路を同一手順により見出し、(3)の手順を行う方法である。マルチキャスト木構造構築の計算時間を先回の発表より、1桁〜2桁向上させることができたので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-07-09

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