NMR量子計算の定式化
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概要
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近い将来実現可能と思われるNMR(Nuclear Magnetic Resonance)を用いた量子計算に注目し, NMR量子コンピュータ上の効率的アルゴリズム設計のための基礎理論を構築した.具体的には, まずNMR量子計算の数学的モデルとして, NMR Turing機械を定義した.そして, 量子計算クラスEQP, BQP, ZQPに対応するNMR Turing機械上の計算量クラスとして, ENMR, BNMR, ZNMRをそれぞれ定義し, それらのクラスが対応する量子計算量クラスと一致することを証明した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-03-24
著者
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志摩 孝夫
株式会社nttデータ第五公共システム事業部
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西野 哲朗
電気電信大学 電子情報学科
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志摩 孝夫
電気電信大学 電子情報学科
-
芝田 浩
電気電信大学 電子情報学科
-
芝田 浩
電気通信大学大学院 電気通信学研究科 情報通信工学専攻
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