制限つきのグラフ上で辞書式順序最小の極大部分グラフを求める問題の並列計算の複雑さ
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概要
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最長有向パス長(LDPL)とは与えられた無向グラフから構成される有向で無閉路なグラフ上の有向路の長さの最大値である。与えられたグラフのLDPLは辞書式順序最小の極大部分グラフを求める問題(LFMS)の並列計算の複雑さを『測る』ことができる。つまりLDPLの大きさがO(log^k n)のときはこの問題はNCに属し、一方LDPLがcn^εのときはこの問題はP-完全問題となる。またLDPLを計算する問題自身は、NC^2に属する。ランダムグラフG(n,p)上のLDPL lに関する閾値関数は1/nとなることも示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-14
著者
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