挿入損失法による電磁シールド性能測定システムに関する考察 : その2
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概要
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送信ロッドアンテナからの受信ロッドアンテナの距離が近い場合には、アンテナ間の伝送が電界により行われる。そのため挿入損失法により測定する導電性材料の電磁シールド性能値は、本来の値より高いものになる。この伝送特性は、送信アンテナの正規化空間インピーダンス-β・r特性に従う。そのため、送信アンテナからの距離により伝送特性が異なる。例えばβ・r<0.1の範囲では、電界により伝送される。β・r=0.2の時には、電界による伝送から電波による伝送に変化する。そしてβ・r=1の時には、送信アンテナとの共振により伝送する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-12
著者
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