プリント配線板のグラウンドプレーンへの導体付加によるコモンモード放射ノイズの抑制
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概要
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LSI電源端子およびグラウンド端子に流出する高周波電流がグラウンド面に発生させるコモンモード共振を、モーメント法を用いてシミュレーションし、放射ノイズを計算した。LSIの電源・グラウンド端子線とグラウンド面の間に流れるループ電流が発生させる波源の放射エネルギーは、グラウンド面がコモンモード共振する結果、増幅することが分かった。コモンモード共振は、グラウンド面の中央が凹むことにより外周縁長が長くなると増加し、その凹部を塞ぐと低減できる。また、グラウンド面の外周縁の幅を広げるように導体枠を付加することで低減できる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-06
著者
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