任意の振幅確率分布に従がう擬似雑音発生装置

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概要

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指定した振幅確率分布(APD)に従う擬似雑音を発生する装置を開発した。本装置は、FPGAとDAコンバータで構成され、APDをプログラマブルに制御できる。本装置は、指定APDから計算した条件付き確率に基づいてM回の二樹検索を行ってMビット2進数列を作成し、それをDA変換して擬似雑音として出力するものである。本雑音発生装置を用いて一様分布雑音、正規分布雑音および電子レンジ雑音と同じAPDを持つ擬似雑音を発生させ、APD/CRD/PDD測定装置で、本装置の性能を評価した。独立生起現象の一様分布雑音および正規分布雑音の場合は、指定APDに加えて理論から導かれるCRD,PDDも正しく再現した。しかし、雑音信号が時間相関を持つ電子レンジ雑音の場合は、APDは一致するが、CRD,PDDは異なっていることが確認された。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-06-17

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