頭部多層ファントムによる周波数選択性に関する研究

元データ 2001-10-19 社団法人電子情報通信学会

概要

頭部ファントムへの電磁波電力の吸収メカニズムを明らかにするために、1次元多層モデルに対する伝送線路理論解析、及び近傍にダイポールアンテナが置かれている同心球多層モデルとリアルモデルに対する3次元FDTD解析を行っている。脂肪、骨、及び脳組織を考えたモデルでは、2.6GHz付近で脂肪と骨の層がインピーダンス整合層として働き、頭部のSARが大きくなること、皮膚や筋肉層を考慮すると整合条件から外れるために周波数選択性が低減されることなどを示している。また、筋肉層における電力吸収が皮膚よりも大きく、脳組織に対するシールドの役割を果たしているのは皮膚よりも筋肉であることを示している。

著者

佐藤 弘康 東北大学大学院工学研究科
澤谷 邦男 東北大学工学部
佐藤 弘康 東北大学工学部
陳 強 東北大学工学研究科
ミノスヤン マックス 東北大学大学院工学研究科
ミノスヤン マックス 東北大学工学部

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