超音波洗浄機における不要共振の解析

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概要

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キャビテーションを利用した超音波洗浄機から発生する騒音のうち、数kHz付近に現れる音圧ピークが水の不要共振によることをモードで確認し、その特性を調べた。その結果、洗浄槽壁が振動しやすいモードとそうでないものがあることや振動子の駆動周波数によって不要共振の発生しやすさに差があることが分かった。また、不要共振を制振する手段として、洗浄槽壁を制振処理する手段が有効かどうか調べた。有限要素法による解析結果によれば、洗浄槽壁の曲げに対してほどではないが確かに効果があることが分かり、実際に制振処理を施した洗浄槽について損失係数を測定した結果、10倍近い効果が認められた。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-12-12

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