スポット溶接溶着判定装置 : リニアアレイ方式
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概要
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自動車製造ラインにおける板金部品を組み立てるために行うスポット溶接の打点は数千点に達する。この溶着の品質を検査する目的で超音波を利用してスポット径を計測する判定装置を開発した。本装置には、P(VDF-TrFE)の高分子薄膜を用いて超音波センサを構成するリイアアレイ方式を採用している。この超音波センサは一回の打点によってスポット溶接のナゲット径を精度良く瞬時に計測し、溶接の合否を判定するために従来に無い仕様が要求された。そこで高密度高感度の受信子、高出力の送信子および超音波を被検体に対して送受するための伝搬材形状を考案して電気的・機械的スキャンの不要なセンサを開発した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-04-27
著者
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