非線形音響研究の20年
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概要
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わが国における非線形音響の研究は比較的遅く、1978年(昭和53年)、ハワイにおける第1回日米音響学会ジョイント・ミーティングにおいて、Nonlinear Acousticsのsessionで日本から招待講演1件を含む4件の論文が提出されてから始まった。その後、昭和59年に国際非線形音響シンポジウムを神戸に招致することに決定したのに従い、その受け皿として昭和57年に非線形音響研究会が結成され、非線形音響研究のための組織がスタートした。このシンポジウムはその後の研究の発展にとって重大な影響を与え、多数の有能な若手研究者がこの分野の研究に参加した。本論分では、この20年間の研究の経過を振り返り、今後の展開に資する。
- 1999-02-12
著者
関連論文
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