幅すべり振動形圧電トランスの低損失化と電力特性の検討
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概要
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筆者等はLiNbO_3の幅すべり振動を使用したエネルギー閉じ込め形圧電トランスを提案。振動エネルギーは圧電板の中央部に集中するので素子の指示が容易であり,更に圧電板の表裏に交叉指電極を形成し周期駆動することで低損失化が可能である事を明らかにした。本研究は圧電トランスの低損失化を目的とし,電極対数,形状や素子切断時に発生するチッピングや切断位置ずれによる素子形状の非対象性が素子に及ぼす影響を実験ならびに理論計算を行った。又,電力伝送特性について考察を行ったので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-22
著者
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上田 政則
富士通株式会社機能デバイス事業部
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佐藤 万寿治
富士通電子デバイス事業本部
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上田 政則
富士通電子デバイス事業本部
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若月 昇
富士通電子デバイス事業本部
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若月 昇
富士通株式会社機能デバイス事業部
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