同時再生のためのアクティブクロストークキャンセラ
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概要
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放送用VTRでは, 記録中に同時に再生して記録状態を確認する同時再生機能が必要とされる. このため, 微弱な再生信号に記録信号が混入するクロストーク妨害を抑えるために回転シリンダ上で十分な電磁的遮蔽を施す必要があった. しかしながら, 小径の回転シリンダを用いた場合にはこれが困難になる. そこで今回, 信号処理によりクロストーク妨害を低減させて同時再生時の誤り率を改善するアクティブクロストークキャンセラを開発した. アクティブクロストークキャンセラは, LMSアルゴリズムとタップローテーション処理により制御される適応フィルタにより疑似クロストーク信号を生成し, これを差し引くことでクロストーク妨害をキャンセルする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-09
著者
-
三田 英明
松下電器産業株式会社システム事業グループ
-
三田 英明
松下電器産業株式会社avc社avc商品開発センター
-
三田 英明
松下電器産業株式会社 パナソニックavcネットワークス社
-
斎藤 浩
松下電器産業
-
太田 晴夫
松下電器産業映像音響研究センター映像研究所
-
太田 晴夫
松下電器産業株式会社 パナソニックavcネットワークス社
-
太田 晴夫
松下電器産業(株)映像研究所
-
太田 晴夫
松下電器
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