空気圧送を利用した光ファイバ配線技術
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概要
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施工法の優れた光ファイバの配線技術として従来のABF工法の特長を活かした新しい工法(転送工法)を開発した。この転送工法では出荷前に光ファイバユニットを搬送用チューブに挿過しておき,布設現場で搬送用チューブの一端を布設されたチューブに接続し,他端から圧縮空気を送込み光ファイバユニットを移動させて布設する。このため施工現場で必要な工具が搬送用チューブと圧縮空気供給器のみと少なくて済む上,作業もスキルが不要で簡便な利点がある。又、この工法は従来のABF工法と異なる化学工学的な特徴を有しており本報告では理論的な予測と実際の施設実験結果を比較し,通常の光LAN等の用途には十分な500mの送通性能を確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-11-18
著者
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