DC-DCコンバータの安定性に与える入力側給電線インダクタンスの影響についての解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
DC-DCコンバータは負性抵抗特性を持つため、DC-DCコンバータの入力側フィルタコンデンサと負性抵抗および入力線給電線インダクタンスとの間の安定条件が満たされない場合、発振を引き起こす可能性がある。本稿では、DC-DCコンバータを入力側フィルタコンデンサと負性抵抗でモデル化し、DC-DCコンバータの安定条件を求めた。このモデルによる数式解析結果は検証のために行なった状態平均化法によるシミュレーション結果とよく一致している。本モデルを使用した包括的な数式解析により、DC-DCコンバータの安定条件を明確化する。本モデルは、大きな給電線インダクタンスのもとでDC-DCコンバータの安定性の検討に有効である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-15
著者
関連論文
- 共振形コンバータを用いたコンデンサ充電器とそのディジタル予測制御化
- 500V/100A SITの高効率駆動 : 高速スイッチング、低飽和ON電圧特性
- 3相低ひずみコンバータのシミュレーションによる検討
- ZVS4スイッチを用いた3相低歪み整流装置
- 2スイッチ不連続モード3ΦPFCにおけるコンデンサ中点電位変化の入力電流波形改善効果
- DC-DCコンバータの安定性に与える入力側給電線インダクタンスの影響についての解析