3相低ひずみコンバータのシミュレーションによる検討
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概要
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本論文では, 電流波形の帰還制御を行なわずに良い結果が得られる3相低ひずみコンバータについて検討を行った. シミュレーションについては, 高周波スイッチングは商用電源の周波数に対して十分高いことから, 商用電源をスイッチング周波数に対して直流と近似し, 直流入力でSIMPLISの周期定常解析を行なった. またその結果から, 交流入力におけるひずみ率や高調波について検討を行ない, シミュレーション値と実験値が一致することを確認できた. 実験結果は, 定格負荷(入力:3φ200V, 出力: 350V, 8.6A, スイッチング周波数42.7kHz)において, 力率0.999%, 効率96.8%, 入力電流ひずみ率2.5%(商用電圧ひずみ率1.0%)となった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-09-25
著者
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