補助部分共振DCリンク回路を用いた3レベル三相電圧形インバータと新しい変調パルスパターン

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概要

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本論文では、3レベル三相電圧形インバータのソフトスイッチング化を達成するための補助部分共振DCリンク回路を取り上げ、その動作原理を説明している。また、この補助共振DCリンク回路を用いた3レベル三相電圧形ソフトスイッチングインバータについて述べ、本方式特有の新しい変調パルスパターンを提案している。さらに、その新変調パルスパターンを用いた瞬時空間電圧ベクトル正弦波変調最適一型ディジタルサーボ制御3レベル三相電圧形ゼロ電圧ソフトスイッチングインバータは、スイッチング回数を削減できると共に、補助共振回路のスイッチング動作回数も減らせることからスイッチング損失・導通損失が低減でき、出力波形の高品質化・高効率化が期待できることを示している。そして、本補助部分共振DCリンク3レベル三相電圧形ゼロ電圧ソフトスイッチングインバータの有効性を明らかにしている他、実現可能性を示唆している。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-07-13

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