通信用エンジン発電機の映像・音監視システムの開発
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概要
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NTT通信用ビルには, 商用停電に備え非常用エンジン発電装置が設置されている。これらのエンジンは性能を維持するため1ヶ月から3ヶ月に一度, 始動試験を行う必要がある。従来は保守者が現地でエンジン始動試験などにより装置の状態を点検していた。保守業務の効率化のため遠隔から始動試験が可能なエンジン発電装置を導入したが, 現地で行なう試験とは異なり運転中のエンジン周辺状況や異音の確認ができない。そこで, 映像と音を同時に監視できる安価なシステムを構築し, 非常用エンジン発電装置の保守効率化を目指している。また, エンジン音を周波数解析し定量的にエンジンの異常検知を行う手法について, エンジン発電装置の疑似故障に対し検証した結果を述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-09-18
著者
-
高田 英俊
(株)エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ研究開発部電力システム開発部門
-
室山 誠一
(株)エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ
-
角田 二郎
(株)エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ研究開発部電力システム開発部門
-
室山 誠一
(株)エヌ・ティ・ティファシリティーズ研究開発本部
-
室山 誠一
(株)エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ研究開発部電力システム開発部門
-
紺屋 好孝
(株)エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ研究開発部電力システム開発部門
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