MI2000-19 多重解像度解析を用いた骨強度解析
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概要
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近年, 高年齢者や閉経後の女性の骨粗鬆症に起因する骨折が問題となっている.現在骨粗鬆症の診断は, 骨塩量の変動を測定し骨量を推定することが一般的である.しかし, この評価法は骨強度を必ずしも正しく反映していないという問題がある.本研究では, ラットのマイクロX線CT画像からその画像の骨の強度を多重解像度解析を用いて推定する方法を提案する.評価実験として, 圧縮破壊検査によって測定された骨の機械的強度と本研究の推定値との相関を調べた.この結果, 本研究の推定値は, 骨密度よりも機械的強度との相関が高いということが分かった.このことは, 骨粗鬆症の早期発見や予防に大きく貢献すると考えられる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-03
著者
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