Tree-染色体構造をもったGAでの関数同定
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概要
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本論文では,遺伝的アルゴリズムを用いて関数同定に成功した一手法を示す.本論文での主要な点は二つあり,一つは一般的な単純GA上に木構造を実現したこと.二つ目は,それを用いて記号当てはめに代表される関数の同定に成功したことである.本論文で同定の対象となる関数は,単一出力で入力変数が単一/多変数の代数関数,及び初等超越関数で表せる関数である.また,ユーザ定義の1変数関数を組み込むことで,その関数を使った同定も可能となる.同定問題を扱った実験では,括弧のない展開された関数の同定が高速に成功していることが示される一方,展開されていない関数(括弧付き演算)の同定ができないことも示される.この問題については,これを回避する手法とその実験結果,及びいくつかの研究課題とともに最後に考察をまとめておく.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-11-25
著者
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