コンテナ番号認識装置の開発

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概要

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本論文では, コンテナターミナルでの合理化を狙いとしたコンテナ番号認識装置の開発について述べる.認識装置は, コンテナゲートに設置した撮影装置により屋外環境でコンテナ後面の番号を撮影し番号認識を行う.コンテナは所有者ごとに色が異なる場合があり, 番号のレイアウトも横書きの1列から4列, まれには縦書きも存在する等多様である.開発したコンテナ番号認識装置は, 屋外の照度変化に対応する照度センサと照明, シャッタ速度制御装置, 更にコンテナ色の多様性に対応するフィルタ等の機器構成をとった.また, コンテナ番号の異なる文字列レイアウトを認識するために動的計画法に基づく文字認識手法を採用した.フィールドテストの結果, 全データに対する認識率92.8%, 視野外データ等を除く有効データに対する認識率97.9%, 平均認識速度2秒以下という結果を得ている.
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-06-01

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