第三の社会 : 情報メデイアによる家庭と産業の変容
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概要
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20世紀に電話や、ラジオ、テレビが家庭に普及したとき、それらを通して家庭に入ってくる情報は家族全体で共有されていた。また、それらのメディアは家庭全体のもの、つまり「家メディア」であった。だが、今日では、インターネットや携帯電話などの普及で、家庭内におけるメディアは「個メディア」として個人化し、情報も個人が専有している。こうしたメディアの家庭への影響は、人間社会のもっとも基礎をなす人間関係 (近代における「家族」)に重要な変容をもたらし、その社会的影響と可能性は計り知れない。この問題を、過去数年間の調査データを紹介し、解読したい。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-04-08
著者
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