提体計測用光ファイバセンサケーブルの開発
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概要
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降雨等に伴う堤防の変形、崩壊を、その発生の初期段階で検知する事は災害防止の観点から重要である。ここでは堤防に埋設して、変形、崩壊時の土砂の動きを歪の変化として検知する提体計測用光ファイバセンサケーブルを開発した。このケーブルは温度補正用の光ファイバを内蔵したステンレスパイプを中心に、周囲に4本の光ファイバコードを撚らずに縦添えする構造であり、これらの光ファイバを測定することにより、より正確に歪測定ができる。このセンサケーブルを利用した2種類の方式でセンサを構成して模擬堤防実験を行った。その結果、センサ検知板の位置に到達した提体の崩壊を歪として確実に検知する事を確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-22
著者
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