マルチキャスト通信における複数のQoS要求を考慮したルーチング方式
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概要
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従来のマルチキャストルーチングは, 主にマルチキャストツリーの総コストや各メンバヘの経路の遅延の最小化などを目的としているが, 次世代のマルチメディアアプリケーションでは遅延やジッタなど複数のQoS(Quality of Service)要求を満たすことが必要不可欠となるため, これらを考慮したルーチング方式が求められる.そこで本稿では, まず各メンバについて拡張したDijkstraのアルゴリズムを用いて要求を満たす経路を求め, それらを効率的に組み合わせることにより, 複数のQoS要求を満たしつつネットワークコストを抑えたマルチキャストツリーを生成するルーチング方式を提案し, その性能を評価する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-12-10
著者
-
木下 和彦
大阪大学大学院情報科学研究科
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谷岡 秀昭
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学
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村上 孝三
大阪大学大型計算機センター
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神原 正義
大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻
-
木下 和彦
大阪大学大学院 情報科学研究科情報 ネットワーク学専攻
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