CBQによる使用帯域制限の動的決定方式
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概要
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インターネットにおいて, 様々なネットワークサービスの要求品質に応じた優先処理を行う制御方式としてDiffServがある, これを実現するため, ルータ上で優先度のクラス毎にキューを用意し, 各クラスに定めた使用帯域制限に基づいた優先制御を行うCBQが提案されている.しかし, この方式では各クラスに割り当てる帯域の上限値が固定されているため, 各クラスのキューの状況に応じた柔軟な制御を行うことができなかった.そこで本論文では, 各クラスのキューをいくつかの段階に分け、各クラスのキュー長がどの段階に達しているかにより割り当て帯域を変動させる, 使用帯域制限の動的決定方式を提案する.最後に, 計算機シミュレーション実験を行い, 提案方式を評価する.
- 2000-12-08
著者
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木村 成伴
筑波大学 電子・情報工学系
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海老原 義彦
筑波大学 電子・情報工学系
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五味 秀穂
筑波大学大学院 理工学研究科
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木村 成伴
筑波大学 システム情報系
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海老原 義彦
筑波大学 システム情報系
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