多段フレーム同期外れに伴うバースト符号誤りの計算法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
フレーム位相が独立なディジタルハイアラキでは, ある段でフレーム同期が外れると多段階にフレーム同期外れが伝搬し, バースト符号誤りが発生する.本論文では, この多段フレーム同期外れに伴うバースト符号誤りの継続時間の計算法を検討した.最初に, ディジタルハイアラキとして広く利用されてきたスタッフ系を対象の多段同期引込み過程を考察し, 計算に必要な諸量の特性を整理した.次に, 詳細法と近似法, 二つの計算法を検討した.詳細法はバースト符号誤り時間を正確に求めるもので, 複雑な同期引込み過程を克明に計算に反映させる.一方, 近似法は比較的単純な同期引込み過程を仮定することにより計算の簡略化を図っている.最後に数値例により, 両計算法によるバースト符号誤り時間が比較的よく一致することを示した.この結果, 近似法が適用できる見通しを得た.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-11-01
著者
関連論文
- バースト符号誤りのグレード分けと測定法の提案
- バースト符号誤りのグレード分けと測定法の提案
- 多段フレーム同期外れに伴うバースト符号誤りの計算法
- セキュリティ攻撃/防御戦略の意思決定モデルの検討
- GPS情報とWLAN信号情報を用いた位置証明方式 (画像工学)
- GPS情報とWLAN信号情報を用いた位置証明方式 (モバイルマルチメディア通信)
- GPS情報とWLAN信号情報を用いた位置証明方式 (メディア工学 コンシューマエレクトロニクス)
- URL情報分析に基づくフィッシング対策方式の検討(インターネットセキュリティ,一般)
- URL情報分析に基づくフィッシング対策方式の検討(インターネットセキュリティ,一般)
- サイバー攻撃・防御戦略の動的意思決定モデルの提案
- 情報セキュリティDBを用いたSNS会員資格制度の提案(知的財産,一般)