安全確保と組織要因 : プラントにおける安全文化向上のための提言
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概要
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最近の人的過誤による事故は個人的過誤というより、組織的過誤と言えるほど、組織要因の不適切に大きく起因し顕在化している。その特徴として、単なる故障・トラブルではなく、プラント全体からその企業の存廃、さらには社会的事件にまで発展しかねない様相を呈している。原子力分野ではOECD/NEAが安全文化構築のために、2000-2に「原子力発電所の安全に関する組織要因の同定と評価」なる報告書を公表した。日本プラント・ヒューマンファクタ学会では、この報告書をベースに日本のプラントでの安全確保に関係する組織要因について調査・検討して、活動に際し考慮・行動すべき事項55項目を提言した。これを紹介し参考に供したい。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-17
著者
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