ジェームズ・リーズンの組織事故について
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概要
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英国マンチェスター大学のJames Reason教授が、"Managing the Risks of Organizational Accidents"を1997年に執筆した。本著は、潜在的な危険性を有する組織に起きる事故の原因を、事故を引き起こした当事者の個人的な問題ではなく、その組織に潜む欠陥に求めている。このような組織に潜む欠陥が引き起こす事故を「組織事故」と定義し、様々な産業分野での組織事故を通じて、その発生メカニズムを明らかにし、また組織事故を防ぐための方法を述べている。本報告では、"Managing the Risks of Organizational Accidents"の内容を紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-27
著者
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