並列プログラミング環境における条件付きデータフロー解析と実行時情報の利用
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概要
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自動並列化を目指す並列プログラミング環境におけるデータフロー解析について報告する。並列化変換を施すときにはデータフロー情報を用いて,同期処理や通信処理を行う。そこで,より正確な情報を得るために,ソースプログラムの制御フローにしたがって条件付きでデータのアクセス状況を算出して,並列実行時の同期や通信の有無を判定する方法について記す.次に,同期処理や通信処理を含む並列プログラムを生成するのに必要な正確なデータフロー情報を得るための手法について記す.これは,依存の有無の判定の条件文と出力文を組み合わせてソースプログラムに挿入して実行させる方式である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-12-09
著者
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