トラヒック監視・障害対応ツールの開発(ネットワークプロセッサ,通信のための信号処理,及び一般)

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概要

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インターネットの拡大に伴い,運用者は的確・迅速な監視・運用がこれまでにもまして強く求められている。ネットワーク監視・運用のためのツールのうちSNMPによる監視システムは,広範囲のネットワークを統合的に管理できるが,得られる情報は集約的で,多様化するトラヒックの詳細情報の収集・分析は困難である。またLANアナライザは詳細情報の収集・分析が可能だが,収集対象は装置の物理インタフェースを流れるパケットのみであり,局所的である。複数のLANアナライザを同時にしかければ広範囲の情報収集が可能だが,コスト面から困難である。今回,ソースが公開されたソフトウェアをベースに,監視・運用を効率的に支援するツールを開発した。分析結果はWebやメールにより管理者にわかりやすい形で提示され,広範囲かつ詳細な監視・運用が低コストで可能となる。
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-03-09

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