線形負性抵抗を含むLC発振器における非線形浮遊容量(非線形回路とシステム,及び一般)
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概要
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線形負性抵抗領域を持つN字型非線形抵抗と1個叉は2個のLC共振回路から成る発振器ではその線形負性抵抗領域でも単一、及び2重振動が観測される。いずれの場合も、非線形抵抗に寄生する非線形浮遊容量が振幅制限を行うため、これまでこの容量は非線形抵抗の端子間に存在してその端子電圧のみに依存し、その端子に接続される共振回路の素子定数などには依存しない非線形抵抗固有のものと考えてきた。しかし、最近共振回路1個の場合、そのCにも依存していることが実験で確認され、2重振動が相互に干渉せず独立していることから、上記の浮遊容量は非線形抵抗の端子間ではなく個々の共振回路に並列に存在すると推察される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-09-23
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