OTA-Cによる任意電流伝達関数の実現(非線形回路とシステム,及び一般)
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概要
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本報告は,演算トランスコンダクタンス増幅器(OTA)と接地キャパシタにより任意電流伝達関数を実現する回路構成について検討している.OTAと接地キャパシタによる電流モード基本一次区間,および二次区間を提案し,縦続型構成により一般的な電流伝達関数を実現している.本回路は,基本区間の組み合わせにより種々の回路特性が実現でき,その特性をOTAのバイアス電流により電子的にチューニングすることができる.また,OTAの不完全性が回路特性に及ぼす影響についても,周波数特性を考慮したトランスコンダクタンスモデルを与えて検討を行っている.PSPICEシミュレーションによる実現例を示し,本回路の有効性を確認している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-09-22
著者
-
副井 裕
鳥取大学工学部
-
東村 正巳
松江工業高等専門学校 電気工学科
-
鷲見 育亮
鳥取環境大学大学院
-
築谷 隆雄
松江工業高等専門学校
-
枝崎 賢
松江工業高等専門学校専攻科
-
東村 正巳
松江工業高等専門学校電気工学科
-
鷲見 育亮
鳥取環境大学
-
枝崎 賢
松江工業高等専門学校専攻科電子情報システム工学専攻
-
枝崎 賢
松江工高専
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