デジタルホログラム情報の高速・高精度データ位置検出処理(信号処理及び一般)
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概要
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現在,ホログラムメモリでは再生画像の歪やノイズにより,画像処理を行うことは必須である.この画像処理のひとつであるデータの位置検出処理について高速化,高精度化を検討した.位置検出処理とはデータが再生画像のどの部分にあるのかを高精度で高速に検出することが目標となる.高精度化については,新たな手法を提案し,約10〜45%の精度向上がみられ有効性が確認できた.高速化についても,計算量の削減という観点から新たな手法を提案し,これらの手法を組み合わせて用いることで通常のテンプレートマッチングをしていた従来の手法より約36倍である3.3[ms]に高速化することができ有効性が確認できた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-12-04
著者
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