ソリッドステートレコーダの一検討

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
オーディオ信号の記録媒体に半導体メモリを用いたソリッドステートレコーダについて検討を行った。オーディオ信号の高能率符号化には、MPEGオーディオをベースとした階層符号化(オーディオ品質による階層化)を採用し、半導体メモリ上に階層毎に分類して記録するようにした。半導体メモリの高速アクセスと階層符号化を組み合わせることにより、新機能フレキシブルタイムレコーディングを実現できる。高品質の録音からスタートし、半導体メモリが満杯になると、録音品質を1グレード下げ、最上位の階層信号が録音されている半導体メモリのエリアに時間的に連続した入力オーディオ信号を上書きすることで録音時間を長く出来るようにした。またDSPを用いた機能モデルも開発し、機能検証を行った。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-01-26

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク