Membrane型ハイドロホンの周波数応答の測定
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概要
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高分子圧電フィルムを用いたハイドロホンは,Needle型とMembrane型に大別できる.前者のハイドロホンは,電極を取り付けた圧電フィルムを円柱伏の背極材に貼り付けた構造となっている.後者は環状のフレームに圧電フィルムを固定し,中心部分にだけ電極を取り付けた構造となっている.本研究では,0.2 MHzから10 MHzの範囲においてMembrane型ハイドロホンの周波数応答の測定を行った.1 MHz以下の領域において周波数応答の周期的な乱れが観測され,それはNeedle型ハイドロホンには見られない現象だった.さらにMembrane型ハイドロホンによる受波波形を観測した結果,この周期的な乱れは環状フレームによって生じる回折波の影響であることが分かった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-02-18
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