帯域変動時の再生品質維持を目指した映像コンテンツ並列転送実験(セッション9)
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概要
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ここ数年のブロードバンド環境の急速な普及に伴い,従来より高いビットレートでの映像コンテンツの配信が行われるようになってきたことで,今後,CDNによる負荷分散技術の重要性がさらに増すと思われる.しかし,帯域幅は,一般的に時間と共に変動するものであり,CDNにおいても,配信開始時に選択したサーバからの経路が,ビットレートに見合う帯域幅を持ち続けるとは限らない.本論文では,複数の分散サーバ群から並列にコンテンツを転送してもらうことで,再生時の品質を維持することを目指した転送方式を提案する.実験により,DV映像を2台のサーバから提案方式によって配信した場合,通常の1台からの転送時に比べて,負荷がかかったときの再生品質が大きく改善されることが実証された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-02-27
著者
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