北海道渡島支庁におけるホタテガイPatinopecten yessoensis養殖業の目標生産量およびその配分システム
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概要
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近年,北海道渡島支庁におけるホタテガイ養殖生産量の増大に伴って,価格が減少し,同養殖経営が逼迫しているのが現状である。そこで,総目標生産量を設定し,この養殖協調の経営策を検討する。まず,総目標生産量は2通りの方法で設定した。次に,これらを各漁業協同組合の実績を考慮し,かつ公平な基準で配分する。ここで,この配分法として協力ゲーム的なCG原理を採用する。CG原理に基づく配分は,既得権が少ない者にも多い者にも総目標生産量に応じて妥当な配分結果を導くことを示す。
- 公益社団法人日本水産学会の論文
- 2002-09-15
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