ISM法に支援された大震時避難路の安全性評価システムに関する基礎的研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
地震災害は、複合災害である。従って、大震時避難路の安全性評倒に際しては、いろいろな要素を総合する必要がある。本研究では、そのための方法論として、ISM法を支援システムとする主観的評価システムを提案している。このシステムでは評価は相対的評価のみとなるため、専門家以外の人でも避難路の安全性順位図の作成に参加することができることを、事例研究とともに示している。また、結果の適用性を高めるために、この主観的評価結果の再現性ないしは説明可能性を、3群判別関数モデルを用いて検討している。そして、誤判別が2個だけあることを示し、その可能性がかなりあることを明らかにし、本方法が有望なシステム化の一つであることを示唆している。
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
著者
関連論文
- ホタテガイ養殖業における目標生産量の調整システム
- 北海道渡島支庁におけるホタテガイPatinopecten yessoensis養殖業の目標生産量およびその配分システム
- ホタテガイ養殖業における統計データを用いた生産・費用関数の推定(生産・在庫管理(3))
- CG原理に基づくホタテガイ養殖経営体に対する目標生産量と統計データに基づく目標生産量との比較検討(ゲーム理論(2))
- CG原理に基づくホタテガイ養殖経営体への生産量配分システムについて(ゲーム理論)
- 動的図解手法としてのペトリネットシミュレータシステムについて(予測・シミュレーション)
- ISM法に支援された大震時避難路の安全性評価システムに関する基礎的研究