計測器のトレーサビリティ確保に向けたカルマンフィルターの適用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
工程管理で重要な計測器のキャリブレーション問題とは,高精度/低精度計測器の組み合せ,ないしは,その連鎖において,日常的工程管理に使われる低精度計測器を高精度計測器でどのように校正するのが最適かという問題である.この問題に対して,制御や予測の分野で応用の進んでいるカルマンフィルターが効果的に適用できることを示す.また,実際の適用事例を示すと同時に,この方式を適用する上での幾つかの留意点を明らかにする.モデルとしては,単純に両計測器のバイアスのみを考えるモデル,検量線(単回帰)モデル,および多入出力モデルを検討した.また,この方法をISO9000シリーズが要求する計測器のトレーサビリティを確保するための手順化可能なシステムとして位置づけることができることを述べた.
- 社団法人日本品質管理学会の論文
- 1996-07-15
著者
関連論文
- セメント原料計画における図式解法と混合整数計画法の適用(ORの適用事例)
- セメント製造業における生産・物流最適化システム 生産輸送計画システムの開発
- セメント製造業における生産・物流最適化システム
- 生産輸送計画システムの開発(第2報)(生産計画(3))
- 生産・輸送計画モデルとその感度分析情報の戦略的利用
- セメント原料計画への混合整数計画法の適用(物流)
- 生産輸送計画システムの開発(生産計画(2))
- サービスステーション出荷系シミュレータの開発(シミュレーション(2))
- セメント製造プロセスをどう監視,制御するか?--コ-ティング落下を瞬時に検出 (ウェ-ブレットの産業応用)
- 計測器のトレーサビリティ確保に向けたカルマンフィルターの適用
- 燃料購入計画への混合整数計画法の適用
- 計測器のトレーサビリティー確保に向けたカルマンフィルターの適用(ORの実施)
- セメント製造プロセスにおけるオートチューニングPIDの応用
- 技術情報管理におけるEDPS化の試み