設計の思考プロセスにそったFMEAの概念整理と信頼性評価への活用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
フロントローディングやアーリーソーシングなどのコンカレント・エンジニアリング手法の有効活用には情報の共有と共用が重要である.とくに, 開発の初期段階から信頼性設計と評価の情報共用を進めることは試作評価回数が少なくなるなど設計活動の高率化と質向上に大きな効果をもたらす.はじめに設計と評価の情報共用を重視する視点からFMEAの概念整理を行い, 設計の思考プロセスにそった故障モードの抽出およびストレスと設計諸元の情報活用に着目したFMEAのフォーマットを提案する.すなわち, 設計の思考プロセスの情報に基づき作動状態とストレスを検討し, 故障モードと故障メカニズムを明らかにする進め方を提示する.次に、提案内容についてシステムからモジュールレベルへの信頼性試験による評価の充実と事例への適用を通じて, その有効性を明らかにする.
- 社団法人日本品質管理学会の論文
- 1999-01-15
著者
関連論文
- 5. (研究発表)指数分布にしたがう寿命データのIncorporationについて(第18回研究発表会)
- 設計の思考プロセスにそったFMEAの概念整理と信頼性評価への活用
- 2-5 デバギングモデルと出生死滅過程(第16回年次大会)
- ソフトウェアの信頼性モデルとデパッキング(第30回研究発表会)