焼き印によるトラフグ未成魚への標識方法(短報)
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概要
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トラフグへの焼き印による標識の可能性について試験を行った。体背面,体腹面などに焼き印したところ,全長38,43mmでは11日目までに3個体とも死亡したが,全長66,70mmについては355日以上にわたり生存し,火傷跡に小棘鱗状突起および鱗が再生しなかったため,焼き印が明瞭に識別できた。このことから,全長66-70mmのトラフグへの焼き印標識方法は,長期間にわたり標識として確認が可能で,さらには標識を付ける作業が容易で,経済的であることなどから有効であると考えられた。
- 2002-01-15
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