原発性肺癌におけるCA19-9の意義 : 血中濃度と組織内局在の検討
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概要
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原発性肺癌患者56例の血清CA19-9濃度を測定した.初診時・治療前の陽性率は16%, 経過中最高値をとっても30%とCEAにくらべ低かった.血清濃度は腺癌とくに気管支腺型腺癌で著増し, 免疫組織化学的にも大量のCA19-9の局在が認められた.しかし、血清濃度と組織内局在とは必ずしも相関せず, 腫瘍の大きさや血管浸潤などが関与しているものと思われた.
- 日本肺癌学会の論文
- 1988-02-20
著者
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那須 勝
大分医科大学第2内科
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黒田 芳信
大分県厚生連鶴見病院呼吸器内科
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後藤 陽一郎
大分医科大学第二内科
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後藤 純
大分医科大学第二内科
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那須 勝
大分医科大学 感染分子病態制御 講座
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後藤 陽一郎
大分医科大学
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田代 隆良
大分医科大学第二内科
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黒田 芳信
大分医科大学 病理学講座第1
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重野 秀明
大分医科大学第2内科
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田代 隆良
長崎大学医療技術短期大学部
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後藤 純
大分医科大学
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