肺癌の非観血的治療I.小細胞癌
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概要
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肺小細胞癌83例を対象として, 進展像を分析し, 放射線治療, 化学療法効果を生存率, 死因の面より検討した。結果として, 1)limited型53例(63.9%), extensive型30例(36.1%)であった。2)3000rad以上照射例における生存率は, limited型44例で1年15/44(34.1%), 2年5/37(13.5%), 中間生存期間は8.5ヶ月であり, extensive型18例で1/18(5.6%), 0/12(0%), 5.5ヶ月であった。3)化学療法併用で若干の生存率の改善が認められた。4)死因では遠隔転移が関係する例50%, 胸部病変の進行が関係する例39%であった。
- 日本肺癌学会の論文
- 1983-12-25
著者
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