24.830例の剖検肺より検出されたアスベスト小体の臨床病理学的考察 : 第21回肺癌学会関関西支部会
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概要
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昭和42年より約6年間に当教室で経験した830例の剖検肺について,ホルマリン固定後その50grを40%KOHで処理し遠沈後,光学顕微鏡にてアスベスト小体を算定した.全症例の検出卒は42%であり,肺癌に関しては扁平上皮癌18例中9例,腺癌12例中5例.未分化癌11例中6例に検出された.他の疾患に関しても著明に高い検出率は認められず,今回の検索のみではアスベストの生体への影響については十分な知見を得ることは出来なかった.
- 日本肺癌学会の論文
- 1974-12-30
著者
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